カラーコンタクトレンズも、視力矯正用コンタクトと同様に「高度管理医療機器」です。
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カラコンを使用する際に注意したいこと
カラコンは2009年より薬事法の規制対象です。
カラーコンタクトは、2009年に薬事法の対象となりました。
それまでは、視力矯正用のコンタクトレンズと違い、つけまつ毛やウィッグのように、おしゃれアイテムとしてどこでも買うことができたのです。
10~20代でも気軽に買える安価なものが多く、プリントされた着色が流れ出てしまうような粗悪品もあり、失明にもつながりかねない眼障害が発生していました。
このような状況から、薬事法によって、カラーコンタクトは許可を受けた業者でなければ販売できなくなり、2010年には安全性を確保する基準が定められます。
さらに2011年からは国の製造販売承認を受けたコンタクトレンズしか流通できなくなっています。
参考:おしゃれ用カラーコンタクトレンズは薬事法の規制対象となります。(厚生労働省サイト)
使い方によってリスクになることも
カラーコンタクトの品質は、薬事法の管理によって安全なものになりましたが、眼障害はカラコンユーザーの使用方法によって引き起こされる場合もあります。
これについても、薬事法で管理される前は、購入する時にコンタクトレンズの危険性や正しい使用方法が説明されないという問題点が指摘されていました。
しかし、レンズメーカーによる意識調査では、法適用の認知度や眼科受診の頻度など、カラコンユーザーの“目の健康”への意識が高まっていることが報告されています。
カラーコンタクトレンズも、視力矯正用コンタクトと同様に「高度管理医療機器」の1つですから、正しい手入れ法と装着時間を守ることが大切です。